6月に入り、梅雨の季節となりました。
梅雨入りして、早速、真夏日が続いていますね。
近頃では、異常気象や、災害級の大雨、海面の上昇や、生態系の乱れなど、
ニュースでよく見かけるようになりました。
今後、地球はどのようになってしまうのか、考えたことはありますか?
このマークは、SGDsを表すマークです。
Sustainable Devel-opment Goals の略で、
【持続可能な開発目標】という意味があるそうです。
●17の目標
1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
●なぜ今、世界的にSDGsに関心が向けられているのでしょうか。
1900年には、約16億人であった世界人口は、2000年を迎える頃には60億人を超えて、
今日では、70億人以上になっています。
こうした人口の急激な増加に伴い、人間が行う活動も、
広範囲にわたるようになりました。
科学技術も発達し、地球上のあらゆる地域で、
生産や消費、それに伴う人や、物の移動を行ってきた結果、
自然環境に対して、過大な負荷をかけています。
そして今、地球の生命維持システムが、限界に達しつつあると言われています。
その限界に達して、取返しのつかない、破滅的な状況になる前に、
一人一人が今の現状を把握し、安定的で、回復力のある、
地球の限界を超えない範囲の中で
貧困の緩和と、経済成長を追求するという物の見方や、
捉え方が必要であると言われています。
もともと、「始まりがあれば、終わりがある」
そして、「何世代にもわたって繰り返していく」というシンプルな考え方を持っていますが、
そこから発展して、
「昨日より今日、今日より明日」という考え方へシフトしていき、
右肩上がりで社会が進歩して、常に良くなっていくという
近代的な、世界観、人間観は、夢や希望を持つことができます。
しかし、このような楽観的な人間の対応や、態度によっては、自然環境などから見れば、
「後退」しているともいえるのではないでしょうか。
富の偏りや、紛争による難民は増加し続けていて、
農薬などの化学物質を過度に使用することで、砂漠化が進んでいます。
どれほど科学技術が発展しても、それを使う人々の意識や行動が変わらなければ、
対応、改善するための策を見つけられないのではないでしょうか。
利益優先の考え方や、仕組みによって、環境を守ることは利益に繋がらず、
いわば、「環境はタダ」として扱われてきた、今、
まずは、自分だけでも、目を向けるポイントを変えていきませんか?
●実際に行動してみよう!
そこで、私なりに、生活の中での考え方をあらためて、行動してみました。
具体的に3つ挙げるとすると、
1つ目は、
食事に野菜を多く取り入れ、頂く野菜は、スーパーで買う場合、
可能な限り、住んでいる地域周辺で収穫されたものを選ぶようにしています。
住んでいる地域周辺の農家さんを応援できることで、
流通で発生する排気ガスによるCO2を減らせるのではないかと、考えました。
野菜を沢山頂くことで、身体も心も、軽くなっていくように感じます。
2つ目は、
畑を始めてみました。まずは、プランター栽培からスタートしました。
「使う分だけ作る」という意識を持てるように、気を付けています。
余れば、平等に分け合って、足りない場合に買います。
完璧にできなくても、そのようなきもちを持つだけで、満たされているように感じます。
3つ目は、
花を植えました。
元々、お花は好きなので、買ってきて、花瓶に飾って満足していました。
外にお花を植えることで、蝶や、ミツバチに、花の蜜を吸ってもらえます。
植物の受精には、蝶やミツバチなどの働きが必須なので、
どんどん減ってしまっている今、微力ながら、食い止めたいです。
それに、やれやれと帰宅した家の周りで、お花が綺麗に出迎えてくれたら、嬉しいですよね。
他にも、節エネルギー、節水に心がけて、
食器洗い洗剤も、環境に優しいと記載のあるものを選んでいます。
●ひとりひとりの行動が未来へとつながる
自分にとって、ハッピーだから続けられる。
そんな項目を見つけて、ひとりひとつでも行動すれば、
きっと良くなるのではないかと思います♪
我が子や、孫が、将来育児をするとき、
水道水を使って離乳食を作ったり、
海水浴を楽しんだり、
昆虫採集をして遊んだり、
日の光を浴びて、大きく深呼吸したり。
そんな当たり前で、尊いことが、
何世代にもわたって繰り返していける環境を
残してあげたいと、改めて感じました。
一緒に、何か、取り組んでみませんか?