今だから知っておきたい!未来を願うSDGs

2021年6月14日

6月に入り、梅雨の季節となりました。

梅雨入りして、早速、真夏日が続いていますね。

近頃では、異常気象や、災害級の大雨、海面の上昇や、生態系の乱れなど、

ニュースでよく見かけるようになりました。

今後、地球はどのようになってしまうのか、考えたことはありますか?

このマークは、SGDsを表すマークです。

Sustainable Devel-opment Goals の略で、

【持続可能な開発目標】という意味があるそうです。

●17の目標

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3  すべての人に健康と福祉を

4  質の高い教育をみんなに

5  ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

●なぜ今、世界的にSDGsに関心が向けられているのでしょうか。

1900年には、約16億人であった世界人口は、2000年を迎える頃には60億人を超えて、

今日では、70億人以上になっています。

こうした人口の急激な増加に伴い、人間が行う活動も、

広範囲にわたるようになりました。

科学技術も発達し、地球上のあらゆる地域で、

生産や消費、それに伴う人や、物の移動を行ってきた結果、

自然環境に対して、過大な負荷をかけています。

そして今、地球の生命維持システムが、限界に達しつつあると言われています。

その限界に達して、取返しのつかない、破滅的な状況になる前に、

一人一人が今の現状を把握し、安定的で、回復力のある、

地球の限界を超えない範囲の中で

貧困の緩和と、経済成長を追求するという物の見方や、

捉え方が必要であると言われています。

もともと、「始まりがあれば、終わりがある」

そして、「何世代にもわたって繰り返していく」というシンプルな考え方を持っていますが、

そこから発展して、

「昨日より今日、今日より明日」という考え方へシフトしていき、

右肩上がりで社会が進歩して、常に良くなっていくという

近代的な、世界観、人間観は、夢や希望を持つことができます。

しかし、このような楽観的な人間の対応や、態度によっては、自然環境などから見れば、

「後退」しているともいえるのではないでしょうか。

富の偏りや、紛争による難民は増加し続けていて、

農薬などの化学物質を過度に使用することで、砂漠化が進んでいます。

どれほど科学技術が発展しても、それを使う人々の意識や行動が変わらなければ、

対応、改善するための策を見つけられないのではないでしょうか。

利益優先の考え方や、仕組みによって、環境を守ることは利益に繋がらず、

いわば、「環境はタダ」として扱われてきた、今、

まずは、自分だけでも、目を向けるポイントを変えていきませんか?

●実際に行動してみよう!

そこで、私なりに、生活の中での考え方をあらためて、行動してみました。

具体的に3つ挙げるとすると、

1つ目は、

食事に野菜を多く取り入れ、頂く野菜は、スーパーで買う場合、

可能な限り、住んでいる地域周辺で収穫されたものを選ぶようにしています。

住んでいる地域周辺の農家さんを応援できることで、

流通で発生する排気ガスによるCO2を減らせるのではないかと、考えました。

野菜を沢山頂くことで、身体も心も、軽くなっていくように感じます。

2つ目は、

畑を始めてみました。まずは、プランター栽培からスタートしました。

「使う分だけ作る」という意識を持てるように、気を付けています。

余れば、平等に分け合って、足りない場合に買います。

完璧にできなくても、そのようなきもちを持つだけで、満たされているように感じます。

3つ目は、

花を植えました。

元々、お花は好きなので、買ってきて、花瓶に飾って満足していました。

外にお花を植えることで、蝶や、ミツバチに、花の蜜を吸ってもらえます。

植物の受精には、蝶やミツバチなどの働きが必須なので、

どんどん減ってしまっている今、微力ながら、食い止めたいです。

それに、やれやれと帰宅した家の周りで、お花が綺麗に出迎えてくれたら、嬉しいですよね。

他にも、節エネルギー、節水に心がけて、

食器洗い洗剤も、環境に優しいと記載のあるものを選んでいます。

●ひとりひとりの行動が未来へとつながる

自分にとって、ハッピーだから続けられる。

そんな項目を見つけて、ひとりひとつでも行動すれば、

きっと良くなるのではないかと思います♪

我が子や、孫が、将来育児をするとき、

水道水を使って離乳食を作ったり、

海水浴を楽しんだり、

昆虫採集をして遊んだり、

日の光を浴びて、大きく深呼吸したり。

そんな当たり前で、尊いことが、

何世代にもわたって繰り返していける環境を

残してあげたいと、改めて感じました。

一緒に、何か、取り組んでみませんか?

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…