スモールベイビー

2021年4月7日

スモールベイビーという言葉を聞いた事はありますか?

以前は小さく生まれた赤ちゃんを”未熟児”と呼んでいましたが、

最近はお母さんのお腹にいた期間(在胎週数)や出生時の体重で呼び方が変わっています。

<在胎週数による分類>

・早産児   37週未満で生まれた赤ちゃん

・正期産児  37〜42週未満で生まれた赤ちゃん

・過期産児  42週以上で生まれた赤ちゃん

<出生時の体重による分類>

・低出生体重児    2,500g未満で生まれた赤ちゃん

・極低出生体重児 1,500g未満で生まれた赤ちゃん

・超低出生体重児 1,000g未満で生まれた赤ちゃん

我が家の息子も予定日より約2ヶ月早く生まれ、1,500g以下だったので、

極低出生体重児です。

本来の予定日頃までNICU・GCUに入院し、毎日母乳を届けたりしていました。

今では身長が成長曲線の下ギリギリですが、

同い年の子とほとんど変わらず特に大きな問題もなく成長しています☆

早く産まれる理由は母体や胎児など様々で、防ぎ用がない場合もあります。

結果的に早く産まれると、心の準備が出来ず心配や不安がたくさんあると思います。

実際、私もどうなるんだろうと心配と不安でいっぱいでした。

ただ、日本は医療技術の進歩や周産期医療の充実などにより、

世界で最も新生児の死亡率が低いとされています。

また、NICUは24時間体制で医師や看護師がついており、

赤ちゃんをしっかりみていてくれます。

入院していた病院のNICUのスタッフは、

赤ちゃんの様子を細やかに教えてくれ、一緒に成長を喜んでくれました。

医療スタッフの方には感謝という言葉では表せないくらい

感謝の気持ちでいっぱいで、改めてすごい仕事だなと思います。

パパもほぼ毎日仕事終わりに病院へ行き母乳を運んでくれたり、

娘も産まれてすぐ会えなかったのに、

退院してからはすんなりと受け入れてくれ、

両親も一緒に心配し協力やサポートをしてくれて、

本当に感謝の気持ちと息子を大切にしてくれた事を嬉しく思いました。

こういった、当たり前と思う事に対して感謝する気持ちに気付かせてくれた息子にも感謝しています。

あっては欲しくない事でも、起こった事で初めて知る世界があって、

そこに関わる人を知れたり、芽生える感情があったり、子どもに親も育てられているんだなと思いました。

まだまだ心配も多くありますが、子どもと一緒に成長していきたいと思います。

この内容を共感出来る人は少ないかもしれませんが、

生き方などが多様化してきているので、

色んな事を受け入れる一つのきっかけや、

そういった事もあるんだと知る機会の一つになったらいいなと思います。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…