乳児用液体ミルクについて

2021年2月19日

日頃から対策を

地震や豪雨など防ぎようのない自然災害

いつ、どこで起こるかわからないからこそ日頃から対策をしておきましょう。

最低でも3日分の水や食料を備蓄しておくと良いです。

母乳育児の場合、授乳スペースが不十分だったり、環境変化などのストレスや、

食料支給が足りず、お母さんの栄養不足などにより母乳が出にくくなったりします。

育児用ミルクの場合も、水やお湯の確保が難しかったり、衛生面など様々な問題が起こります。

そんな時に活用できるのが、『乳児用液体ミルク』です。

2019年3月から液体ミルクの販売が始まり、薬局やスーパーなどで手軽に買う事ができます。

液体ミルクの特徴

現在、販売されている液体ミルクは2種類あり、

株式会社 明治の『ほほえみらくらくミルク』は240ml/缶、保存は製造日から14ヶ月。

江崎グリコ 株式会社の『アイクレオ赤ちゃんミルク』125ml/パック、保存は約6ヶ月。

どちらも常温保存が可能です。詳しくは、各商品の表示やメーカーHPを確認して下さい。

どちらもお湯などでの調乳が不要で、そのまま哺乳瓶やマグに移したり、ストローをさしたり、スプーンに取って飲ませる事ができます。

与え方の注意点

残ったミルクをとっておくと、雑菌が増えるため、飲み残しは与えないようにしましょう。

夏場は高温多湿とならないようにし、冬場は与える前に温度を確認し、必要に応じて温めてから与えるようにしましょう。

災害時にいきなり与えても飲み慣れていないと飲まない場合もあるので、パパにみていてもらう時や、祖父母にお願いする時、夜中の授乳時などに液体ミルクを与えて味などに慣れさせましょう。

哺乳瓶やマグなども慣れさせておくと良いです。災害時は、使い慣れた物を使えない場合もあるので、様々な方法で飲めるようにしておくと安心かもしれません。お子さんの様子に合わせて無理なく練習しましょう。

何も起こらず使わずに済むのが一番ですが、もし万が一何かあった時に、少しでも日常と変わらない生活が送れるように普段から準備、備えをしておき、すぐに対処出来るようにしておくと良いですね。

液体ミルクだけでなく、オムツやお尻拭き、離乳食、着替えなども合わせて準備し、定期的に見直し、入替え、買い足しなどしましょう。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…