季節関係なく発生する食中毒ですが、梅雨時や夏場はより気を付けたい時期です。
お弁当は、作ってから食べるまで時間が空くため、
いつもより気を付けるとよいポイントを紹介します。
基本的な食中毒予防は、別途記載しているので、そちらを参考にして下さい☆
○食品を入れる容器はしっかり洗う
お弁当箱や小分けのタッパー、スプーンやフォークを入れるケースなど、
お弁当の際に使う容器や食器具はしっかりと洗剤で洗い、
容器のフタに付いているゴムパッキンなども毎回外して洗うようにしましょう。
食洗機対応の容器であれば、食洗機を用いて高温で洗い、しっかり乾燥までさせるのも良いです‼︎

○おかずを入れるカップは使い捨てにする
お弁当に、ちょっとずつ色々なおかずを入れる際に使うカップは、
シリコン製の物もあり、洗って使い回しが出来るので、便利でエコな物ではありますが、
細かいヒダや窪みまでしっかり洗うのが大変だったりもするので、
この時期だけは使い捨て出来る紙カップにすると食中毒予防になります。

○水気を切る、汁気の少ないおかずにする
水分は細菌の繁殖を増加させるため、ミニトマトやぶどう、いちごなど
洗ってそのまま入れる食品も、ヘタの部分に細菌が付着している場合もあるため、
ヘタを取ってからしっかり洗い、
キッチンペーパーなどで水気をしっかりと切ってから入れるようにしましょう。
煮物なども汁気が出るため、この時期のおかずとして入れるのは控え、
焼き物や揚げ物などのおかずにするとよいです。
○冷ましてから入れる
加熱調理してすぐに入れると湯気が出てお弁当内の温度が上がったり、
水分が出てしまったりするため、冷ましてから入れるまたは冷めてからフタをするようにしましょう。
最近は、自然解凍される冷凍食品も多くあるので、
外の気温が高くなるのに伴いお弁当内の温度が高くなり過ぎないよう
保冷剤代わりに1品くらい何か入れておくのもよいですね。

毎日のお弁当を作るのは大変ですが、お子さんが元気に過ごせるためにも、
その時期に合わせて食品の管理や保存、調理を工夫し、楽しくお弁当を食べられるようにしましょう‼︎