☆ヘルプマークってなに?☆ ~発達障害児育児~

2020年8月6日

自閉スペクトラム症&知的障害を持つ子供の子育て中です。

医師でも専門家でもなく、あくまでも普通のママからの見解・目線です。

みなさん、ヘルプマークって知っていますか?

「見たことある」「なんとなく知っている」

という方が多いかなと。

中には「知らない」「なにそれ?」という方もいるかと思います。

■ヘルプマークとは

「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、又は妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい方々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が平成24年10月に作成したマークです。」(愛知県HPより参照)

難しい言葉がいっぱい…わかりやすく言うと

「見た目ではわからないけど、困りごとがあるんです。困っている様子なら手伝って欲しいな」ということ。

私の次男も文頭にある発達障害の為、使用しています。

具体的に息子の困りごとは「話せない」です。

現在四才、健常児であれば簡単な会話ができる年齢です。

息子は、単語は少し出ていますが、自分が話したい言葉のみ、会話なんてまだまだ無理。

しかし身体的には健常で知らない方からは普通に話しかけられたり、返事や挨拶をもとめられることも、しばしば。

それはその都度説明すればいいのですが、一番の問題は「迷子」

これはどのお子さんも起こりうる事ですが、息子のケースでは

「何歳?」「なまえは?」「誰と来たの?」

という迷子の定番の質問には一切答えられません。

■そこでヘルプマークの登場!

裏面にメモ用のシールが貼れるので、ここに困りごとを書いておきます。

息子には

「言葉が話せません。迷子の場合は○○(私の携帯番号)までお願いします」

と貼ってあります。

迷子以外にも息子と私二人でいるときでも、もし事故や災害にあう、私が急病になったら…など、万が一を考え、付けさせています。

もちろん、このヘルプマーク、どなたでも希望すれば指定の場所で配布されます。

ですから、例えば妊娠中なんかにもマタニティマークと同じように使えますよ。

そう思うと身近なものに感じられませんか?

意外と気づいていないだけで、周りに使っている方いるかもしれません。

ただし、むやみの乱用されてしまうと、せっかくの優しい世の中が台無しになってしまうのでご注意お願いします。

マークをつけているかたが困っている様子でしたら、助けていただけるとありがたいです。

その際は、裏面の困りごとのメモの確認か、ご本人に困りごとの聞き取りをしてください。

それぞれで困りごとが多種多様なので。

「見たことある」から「知っている」になりましたか?

そういう方たちが一人でも増えてくれればと思います。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…