私は現在今年6歳、4歳、2歳の子供を育てておりますが、
3人とも帝王切開での出産を経験しました。
■帝王切開はこわい!?
帝王切開での出産と聞くと…
痛いとか恐いイメージが強いですが、私は実際に
“予定日が決められるから良かった”
”傷跡を子供に勲章として見せてあげられるから良かった”
”自然分娩をしてみたかった”
と出産後6年、経っても思っています。
■なぜ、帝王切開に?
6年前初めての子供を出産するときに逆子などの理由でなく、
40時間の陣痛には耐え、それでも産んであげることが出来ずに帝王切開となりました。
緊急の帝王切開でしたが、傷口は横です。
今思うと本当に有り難いクリニックだったのかもしれません。
そしてあっという間に生まれた我が子は40週と1日で3744gの大きめベビーさん。
本当に感動的な出産でした。本来帝王切開は下半身麻酔なのですが、うまく麻酔が回らず全身麻酔となり、出産になりました。
なので産声等は聞けませんでした。
そのあたりは少し後悔も残っているのかな…。
■そして、出産!!
出産後3時間後に目覚め、初めてベビーに会ったのは5時間後でした。
それよりも出産日から丸1日、固形物が食べられないのが1番の苦行でした。
退院後は普通分娩の方と変わらず育児をしていきます。
傷口は夏は少しかゆかったり、ケロイド体質の人は典型的なキレイなケロイドになります。
2人目は2年3ヶ月後、VBAC(ブイバック)と言って、帝王切開からの普通分娩を試みましたが、医師からの反対を受け、予定帝王切開となりました。
32週頃に手術日を決め、37週と3日で3294gのベビーを、3人目は2年後に37週1日で3390gのベビーを無事に迎えることが出来ました。
縫合の仕方として1人目はホッチキス、2人目は抜糸必要の縫合、3人目も抜糸必要の縫合にて手術をし、今は傷口はキレイにほぼケロイドのない状態です。
もちろん毎回恐怖はありますが、最初にお伝えしたとおり、予定日を決められることにより、2人目、3人目の際は事前に調整できることの有り難さや、傷口を子供にみせて生まれたときの話をしてあげられることが自慢に思っています。
自然分娩をしてあげられたかったことに悔しさはありますが、人それぞれの出産に経験できたことは誇りに思います。
帝王切開での出産が決まった方や迷われている方、不安に思ってる方への励みになったら嬉しいです。子供は母の宝です。