春になると就園や進級でまた一つお兄さん・お姉さんになるこどもたち。
成長するにつれて
「お手伝いしたい」「ママやパパの役に立ちたい」「ママみたいにやってみたい」
そんな気持ちもだんだんと膨らんできます。
一般的に意思疎通ができるようになる1~2歳頃から簡単なお手伝いはできますが、
どうやって?なにをやってもらえば?と思うママも多いと思います。
今回は我が家で実践しているお手伝いの実例をご紹介します。
●簡単だけど結構助かります
長男が小さいときに初めにお願いしたお手伝いは
「照明スイッチのオン・オフ」です。
スイッチに届くように踏み台を用意すればすぐにできます。
こどもってスイッチを押すのが好きですよね。
いたずらで押すのでなく、それをこどものお仕事にしてしまいましょう。
よくある何か所かの照明が一緒になったスイッチ盤だと、
「リビング」「玄関」などカタカナや漢字での表記になっていて
文字がまだ読めないこどもはどれを押して良いかわかりにくい。
あちこち違うスイッチを押してしまいママもイライラなんて事も…。
そこでスイッチ盤にこどもが好きなキャラクターのシールを貼って目印に。
例えば、これは我が家のスイッチ盤ですが、
「食パンマンを押して」とお願いすればこどもにもスムーズに伝わります。
同じようにお風呂の給湯ボタンにシールを貼り、
あとは栓の締め方を教えてあげれば、お風呂のお湯はりだってできちゃいます。
ほんの少しのお手伝いですが、手が離せない時には結構助かりますよ。
●もう少し大きくなったら
就園後など少し大きくなってからおすすめなお手伝いが
「ごはんをよそう」です。
おかずや汁物よりもこぼしても片付けの負担が少ないごはんは、
小学校での給食当番を見据えた配膳の練習にもぴったり。
我が家ではこどもが使いやすいように通常よりも小さなサイズのしゃもじを使っています。
左側が一般的なサイズのもの・右側が小さめのもの(マーナ 立つお弁当しゃもじ)
手の小さなこどもでも扱いやすく先が少しとがっているので盛り付けしやすいです。
こども用の小さなお弁当箱にもご飯を詰めやすいので、
お弁当がある園なら自分でご飯を詰めてもらってもいいですね。
●スモールステップで「できる」自信を
こどものいろいろやりたいという気持ちももちろん大事ですが、
いきなり難しいお手伝いにチャレンジするよりは、
こうしたごく簡単なお手伝いから徐々にスモールステップで難易度を上げていくと、
「できた」という体験が積み重なり、こどもにも自信と責任感がもてます。
できることから少しずつ、失敗してもママの負担にならないそんなお手伝いから始めてみませんか。