小学5年生になった息子。
今だに本の読み聞かせをしてから、寝ています。
読書は学力向上に「かなり効果的」だと言われています。
こちらの図を見ると
全く読書をしなかった児童の偏差値が下がっているのに対して、
読書をたくさんした児童の偏差値は1.9ポイントも上がっています。
では、どうしたら本を読む子になってくれるのか。
それが寝る前の読み聞かせ習慣なのです。
●いつから始めたらいいの?
赤ちゃんのうちからがおすすめですが、
具体的にはいつから始めたら良いのでしょうか?
いろいろな意見があります。
私は妊婦の時から、胎教にと絵本を数冊買いました。
それから、3ヶ月ごろから、まだ反応もないのですが、
たまに絵本を読んであげていた記憶があります。
しかし、あくまで赤ちゃんのうちは日中に。
寝かしつけの時間に本を読むようになったのは2歳すぎてからでした。
●寝かしつけ前の読み聞かせ、どんな効果があるの?
人は寝る前に、見たり聞いたりすることを睡眠中に記憶に定着させやすいよいうことがわかっています。
そのため、こどもの寝かしつけの読み聞かせは、
語彙力や表現力などを身につけやすくなる効果があるのです。
また、絵本を読んだら寝る、という寝る前のルーティーンになりやすいことから、
生活を規則正しくする効果も期待できます。
我が家のルーティーンは、
①歯磨きする
②お風呂に入る
③ベッドで絵本を読む
④そのまま就寝
絵本を読むときは、最低限の明かりにして、
少し薄暗い中、読んでいます。
●どんな絵本がおすすめなの?
寝かしつけでの読み聞かせの場合、
面白くて目が冷めてしまったり、怖くて本の内容が頭から離れない、
なんて内容は避けたいですね。
おすすめの3つのポイントは、
①ハッピーエンドで終わる
最後に、あ〜よかったと安心して終われる内容を。
②静かなトーン
興奮しなくても良いように、
静かなトーンで読めるものを選びましょう。
日中、読む時より、少し小さな声を心ががけるのもおすすめです。
③短いもの
大きくなると、続きは明日ね、などと言えば納得でしますが、
小さなうちは、その日に読み切れるもの。
また、ママの負担にならない長さが良いでしょう。
●最後に
すでに5年生の息子との、寝る前の読み聞かせは、
ママの私へのご褒美タイムかな、と思っています。
だんだんと離れて、なんでも自分のことは自分でできるようになっていくこどもたち。
どういう形でコミュニケーションや愛情を伝えていくのか。
そんな時、1日の終わりのほんの一時。
この読み聞かせの時間は、きっと大人になっても、素敵な思い出になることでしょう。
仕事でなかなかこどもとの時間が取れないパパにもおすすめです。
上手に読めなくても、
こどもは両親の声で伝えられる絵本の世界に、
きっと喜んでくれますよ。