一人目子育て中のママさんの悩みの一つ、「二人目問題」。
「二人目産む?産まない?何歳差が良いのか?」悩みますよね。
今回は兄弟の歳の差について、実際の我が家の様子をお伝えします。
■6歳差兄弟です
我が家は現在長男10歳、次男4歳の6歳差兄弟です。周りは2~3歳差が多いです。
こちらはママ参加型サイト「ママこえ」での「きょうだいの年の差に関するママへの実態調査」です。やはり2~3歳差が多いですね。
我が家は望んでの歳の差でなく二人目不妊だったので結果的に6歳差になりましたが、ママの育児負担や職場復帰のタイミングなどで歳の差兄弟を望んでいる方も多いと思います。我が家の実体験をもとにメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
■「いのち」の大切さを実感できる
長男が幼稚園の年長の時に次男を出産しました。ですので、長男は10歳になった今でも次男が産まれた時、妊娠中の様子をはっきりと覚えています。出産も主人と一緒に立ち合う事ができました。
母が出産する姿・新生児期~乳児まで育っていく過程がはっきりと記憶に残っています。
この経験で女性の妊娠中の大変さを知り、出産はいくつもの奇跡が重なるもの、「いのち」の大切さを実体験から学んでくれていると思います。
■自立心が伸びる
歳の差兄弟=上の子の一人っ子期間が長いということになります。我が家も一人っ子期間は、どうしても親があれこれ先回りしてやってしまいがちでした。ですが、子供が二人になるそうも言っていられないので、長男は「自分のことは自分で」やる機会が増えます。兄としての自覚も加わり、一気に自立心が育ちました。さらには、歳が離れていると自然とお世話をする気持ちが芽生えるのか、弟の着替えや食事の手伝いもしてくれ、今でも立派な戦力です。
☆デメリットもいろいろ☆
私にとって最大のデメリットは母の体力問題でした。第一子も遅めの年齢での出産だったので、次男の育児は体力の衰えをひしひしと感じました。あとは休日に遊びに行きたい場所が違うこと。次男は公園の遊具で十分楽しめますが、長男は少し物足りません。長男に合わせテーマパークに行っても、次男も乗れる乗り物が少ない…。ただし欲しがるおもちゃも違うのでおもちゃの取り合いで喧嘩というのはありません。
■歳の差育児で心がけている事
歳の差が近い兄弟なら、いわゆる「赤ちゃんがえり」で自分の寂しさやストレスをアピールできますが、ある程度の年齢なので、上の子は我慢して、寂しさを押し殺してしまう事が多いと思います。なので、長男とカードゲームをしたり、一緒に映画を見に行ったり、「長男とだけ」の時間を作るように意識しています。
また、きちんと言葉に出して「大切だよ。産まれてきてくれてありがとう。」と伝えています。もう恥ずかしがる年齢ですが、しつこく言っています…。
あとは「頼りすぎない」です。貴重な戦力ですが、あくまでも親でなく兄弟。長男には長男の考え・意思がしっかりとあるのでそこを侵害しない為に、あまり頼りすぎないよう心がけています。
今回は我が家の歳の差兄弟のケースをご紹介しましたが、兄弟の歳の差はそれぞれどの年齢でもメリット・デメリットがあると思います。いずれにしても「兄弟がいてよかった」と将来思ってもらえるような関係が築けたらいいですね。