安心でやさしい食材の選び方♡クリスマス編

2020年12月15日

今年のイベントは、おうちで過ごす時間が増えそうですね♪

少しでも充実したクリスマスが過ごせるように、パーティ料理に使われそうな食材の選び方について、菜食について勉強中の、私なりにまとめてみました。

●子供も大好き♡フライドチキン♡に使われる鶏肉の選び方

鶏肉は元々安価であるため、タイ産などの低価格な輸入肉が多くなっています。

加工してあるものは、特に人件費の安い国が価格的に有利です。

しかし、そうした国では、粗悪な飼料で飼育されていることが多く、残留農薬が検出されることがあるため、安全性に不安があります。

一般的な鶏肉は、「密飼い」といって、身動きできないような過密状態の窓がない薄暗い鶏舎で飼われています。

餌を食べること以外は何も出来ないので、運動不足で、早く重量が増えます。

しかし、病気が発生し、蔓延しやすいため、抗生物質などの薬剤を多く使用せざるを得ないそうです。

国産の中で、「地鶏」という表示があります。

これは、短期間で急速に成長するように作られた、ブロイラー系と呼ばれる品種よりも、飼育期間が長く、運動量が多いので、身がしまっていて、味が濃いのが特徴です。

品種にこだわって選ぶよりも、国産地鶏で、余裕のある明るい鶏舎で育てられた、投薬されていない鶏肉をおすすめします。

●あると華やか♡ローストビーフ♡に使われる牛肉の選び方

BSEの発生以降、信頼性を重視して国産を選ぶ人が増えています。

輸入牛肉の中では、オーストラリアやニュージーランドの衛生管理が良く、比較的安全性が高いとされています。

日本では、一頭ごとに生産から消費までを確認できる、個体識別番号が設けてあるので、信頼性はとても高いです。

和牛では、霜降り肉が人気ですが、霜降りは脂肪過多の肥満状態で、健康的とは言えません。

健康的に育てられた、赤身系のものを選ぶと良いです。

成長ホルモン剤を使わず、投薬の状況まで開示している生産者であれば尚安心です。

●これぞクリスマス♡クリスマスケーキ♡のスポンジ部分に使われることの多い

卵の選び方

鶏卵は、国内でほぼ自給出来ている畜産物です。

鶏卵用の鶏はほとんどゲージで飼育されていて、一羽あたりのスペースが鶏の肩幅以下であることが多く、健康的な飼育環境ではありません。

黄身の色や、殻の色が濃い卵の方が、栄養価が高いように感じますが、関係ないようです。

黄身の色は、濃くするために餌にパプリカなどが多く混ぜてある場合もあるようです。

殻の色は、親の鶏の羽の色です。

一般的な食用とされる卵は無精卵ですが、有精卵というものもあります。

受精の有無で、栄養価や、安全性は関係ありませんが、有精卵を生産している生産者は、雄を飼育する手間もかかっているので、コストだけを重視している生産者ではい場合が多いようです。

特定の成分を含ませた卵もありますが、その成分を極端に多く餌に混ぜる必要があるため、鶏にとって、バランスの取れた食事になっているかは疑問です。

鶏卵の表示には、消費期限が表示されています。

しかし極端な高温でなければ、常温で一か月たっても食べられるそうです。

カルシウムをしっかり補給している健康的な親鶏ほど、殻がしっかりしています。

よって、鶏卵は採卵日が表示されていて、過密でない環境で飼育され、殻がしっかりしていて、割ったときに、黄身がしっかり膨らんでいる鮮度の高いものを選ぶと良いです。

コストだけでなく、こだわりを持って、丁寧に飼育、生産されている生産者からの産物は、他の商品よりも価格が高い場合があると思います。

スーパーで買い物をする際に、お値打ち商品を無意識に選んでしまいますが、

なぜお値打ちなのか、手に取る前に一度考えて、心を配ることで、ちょっとした幸せを感じられるのではないでしょうか。

きちんと理解して選ぶことは、命を頂いている私たちの責任でもあると思います。

一緒に買い物をしている子供にも、これらは、牛さんや鶏さんで、私たちは命を頂いていて、自然の循環の中で生かされている事を伝えてあげる事で、自分自身の命の大切さも感じてくれたら嬉しく思います。

皆様の今年のクリスマスも、愛ある一日になりますように…♡

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…