子宮頸がんに引き続き
乳がんについて記事にしました。
私は看護師保健師の資格を持っていますが、
乳がんについて現場では関わることがありませんでした。
しかし、乳がんについて改めて学び、
自分の家族や大切な人や守るべき人がいる立場になった事で、
更に人ごとに思えなくなり啓発活動を行っています。
今回の記事をきっかけに
皆さんに知って頂き参考にしていただけたらと思います。
●乳がんって?
名前の通り乳房にできるがんで、
多くは乳管という母乳の通り道から発生します。
乳房は骨やリンパ節に近いため転移しやすいですが、
初期段階であれば90%以上が治癒出来るため早期発見がとても大切です!!
(知らない方も多いのですが、実は男性もかかる疾患です)
数で表すと、
年間92,300人(うち女性91,600人)が病気になり、
14,653人が亡くなっています。
これは、9人に1人がかかるといわれており、
30代から増加し始め40~60代が特に多くみられます。
この数字、とても多い上に、
子宮頸がんと同様に人生の大きなライフイベントが詰まっている年代に
集中しています。
だから、人ごとじゃないんです!!
それにも関わらず、
皆さん一度は見たことがあるピンクリボン活動が開始した以降も
乳がんになる女性の数は年々増加傾向であり、
女性がかかるがんの中で最も多いというのが現状です。
●じゃあ、どうすればいいの!?
整った生活習慣は基本ですが、
さまざまなライフスタイルがあり簡単ではない方もいますよね。
でも誰もが平等に実践できる方法があります!!
それはセルフチェックとがん検診です!!
① セルフチェック
乳がんが増え始める20~30代から月に1回セルフチェックをしましょう。
月経終了後一週間前後、
生理不順や閉経後の方は月に一度日にちを決めて行いうといいです。
私はお風呂に入るときに体を洗うついでに行ってます。
はじめよう!月に一度のマンマチェック | 認定NPO法人 J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動 (j-posh.com)
② 乳がん検診
国では
「40歳以上の女性は2年に一度の問診及び乳房X線写真(マンモグラフィ)」
を推奨しています。
マンモグラフィだけでなく超音波検査もあります。
どちらの検査が良いのか分からない場合は検診先に問い合わせてみるといいですよ。
【マンモグラフィ検査】
二枚の板に乳房を挟んで圧迫し薄くのばして撮影 検査時間:約10~15分
メリット:早期の乳がんを発見できる。全体を把握できます。
デメリット:痛みを伴うことがある、
生理後2~3日以降がおすすめだが
乳腺濃度が高い場合(20~40代)乳がんを発見しにくいです。
【超音波検査】
乳房の表面から超音波をあてて画像に写し出す 検査時間:約10分
メリット:無痛、乳腺濃度が高い方や妊娠中の方も検査可能です。
デメリット:医師や検査技師の技量に左右されることもあります。
自治体による検診クーポンの配布や、
職場での保健事業を行っているところもありますので、
一度問い合わせてみて下さいね。
また、家族歴のある方は20~30代でも
乳腺科・乳腺外科に相談することをおすすめします。
そこで、多くの方が気になる、「痛いんでしょ?」っていう質問。
もちろん、全く痛くないことはないです!!
私は、去年は痛くなかったけど今年はちょっと痛かったです。
結局個人差ありますが早期発見のためなら我慢できるかなと思ってます。
余談ですが、
せかっちな私は検診着を脱ぐのが早すぎて
上半身裸で呆然と立ってる時間が長くなりちょっと恥ずかしかったです♡笑
以上、乳がんについてお伝えしました。
乳がんは、早期発見が重要です。
救える命を守り子ども達にも伝えていきましょう♪
今回の記事は、国立がん研究センターがん情報サービス/日本乳癌学会/厚生労働省HP/ピンクリボンフェスティバルHP/オトナ女子のための乳がん新常識(佐藤俊彦)を参考にさせていただきました。