意外と悩む‼︎幼児期の食事

2022年4月7日

離乳食に関しては、書籍やネット上に様々な情報が出ており、

市町村によっては離乳食教室などが開かれ情報を得たり、

悩み相談が出来たりすると思います。


生後5〜6ヶ月頃から離乳食を開始し、

1歳半頃の生後18ヶ月頃までが離乳食期間となっています。

それ以降は離乳食と幼児食の中間となり、やがて幼児食へと移っていきます。

○幼児食っていつ頃?

厳密に何ヶ月、何歳頃からというのはありませんが、

おおよそ離乳食完了期を迎える1歳半から6歳前後の頃が幼児食の期間に相当します。


ただし、この期間は成長も著しい時期なので、

お子さんの成長具合や咀嚼機能、消化機能に合わせると良いです。

○どんな物を食べさせると良い?

何を食べさせて、何を与えない方がいいか聞かれる事がありますが、

基本的に食べてはいけない物はありません。

(食物アレルギーがある食品は控える必要があります‼︎)


幼児期は、身体を作り上げていく期間なので、

身体を作るもととなる肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などの

たんぱく質を多く含む食品を積極的に摂る事をお勧めします。
合わせてたんぱく質の吸収や分解を促進させる

ビタミン類も不足しないよう、野菜や果物などを摂る時良いです。

○不足しやすいカルシウムと鉄

子どもの成長に必要な栄養素として、

骨格を作る骨の主成分であるカルシウムが挙げられます。

カルシウムを多く含む食品といえば”牛乳” ですね。

手軽にカルシウム補給が出来ますが、嫌う子が多いものでもあります。


牛乳が苦手な場合は、

ヨーグルトやチーズなどの乳製品、小魚や大豆製品、小松菜や水菜などの食品も

カルシウムを豊富に含んでいるので、他の食品から補いましょう‼︎


カルシウムの他に成長に必要なのが、筋肉や血液を作るもとになる鉄です。

成長期は必要量も多くなるので、不足しないよう日頃から鉄を多く含む食品を摂取しましょう‼︎
鉄を多く含む食品は、

赤身の肉やレバー、赤身の魚(まぐろやかつおなど)、大豆製品、

ひじき、ほうれん草、レーズンなどが挙げられます。
レバーは、離乳食などで市販されている粉末状になったものを、

ハンバーグに入れたり、シチューなどに混ぜたりして摂取するのも一つの方法です。

幼児食はまだまだ食べる練習期間でもあるので、

無理なくお子さんのペースや嗜好に合わせて出来るだけ栄養バランスが整うような食事を心掛けましょう☆

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…