たんじょうび。
ふわっふわのスポンジケーキに、甘~いクリーム。
真っ赤なイチゴが特別な日を彩ります。
しかし、夏生まれのこどもたちは、誕生日のこの時期、
イチゴがなかなか売っていません。
今回は、そんなこどもたちに、ぜひ食べてもらいたい
夏イチゴがあると言うことで、取材させていただきました。
大谷夏イチゴ(なつおとめ)の魅力をお届けします。
●どうして夏にイチゴができるの?
普通、イチゴは寒い時期の果物です。
そのため、夏場はほとんどスーパーには出回っていません。
あっても、多くが輸入いちご。
値段も高く、味もイマイチ。
海外では、生でいちごを食べることが少ないため、
どうしても酸っぱいいちごが多くなっているのだとか。
今回、なぜ、夏イチゴの生産に成功したかというと、
大谷石採掘場跡地の地下冷水エネルギーを活用したからだそうです。
その昔、栃木県宇都宮市大谷町周辺では、建材として「大谷石」が採掘、出荷されていました。
その歴史は古くからで
明治の終わりには、巨大に広がった地下空間での採掘が行われていたそうです。
教会やお寺、お屋敷の塀など、様々な建造物に、この「大谷石」は使われてきました。
現代では、採掘量が減ったものの、
時代とともに大きくなった、この地下空間を利用できないかと、様々な取り組みが行われるようになりました。
その一つが、この「大谷夏イチゴ(なつおとめ)」です。
大谷石採掘場跡地の空気と貯留水は、年間を通して5~10℃と安定した温度を保っており、
その冷熱エネルギーを利用して、
外気温が30度を超える真夏でも、いちごの栽培が可能となりました。
●ママたちに知ってもらいたい!
7月初旬、この貴重ないちごを、ぜひママたちに知ってもらいたいと、
試食&座談会が行われました。
大谷の街並みや採石場後の動画を見ながら、
この大谷夏いちご(なつおとめ)へ込められた想いの話をお聞きしました。
生産者、販売に携わる方達、そして、夏生まれのこどもたちにおいしいいちごを食べさせてあげたいというママへの想い。
そのたくさんの人たちの想いに、参加したママたちもメモが止まりません。
正直なところ、夏にいちごが食べられないことに、
特に私自身は困ったことがなく、このお話をいただくまでは
意識したことがありませんでした。
映像を見て、大谷の雄大な環境には感動しましたし、
ここで育ったいちごがどんな味なんだろうと、期待とワクワクで、試食が楽しみになりました。
大谷石採掘場跡地の取り組みに関してはこちらから↓
その味は・・
いちごの感想については、次回、後編でお伝えします。
お楽しみに!
貴重で美味しい大谷夏いちご(なつおとめ)は
お取り寄せもできますので、気になる方は
ホームページ・インスタグラムをチェックしてくださいね。
ロック・ベリー・ファーム
インスタグラム: