今だから読みたいエッリックカールの絵本

2021年6月3日

2021年5月23日、絵本作家エッリックカールさんが亡くなられました。

色彩豊かで、どの絵本も心温かいストーリー。

世界中で愛された作品の数々を、今日は少しだけ紹介したいと思います。

●はらぺこあおむし

幼いあおむしが、毎日お腹いっぱいに、色々なものを食べながら

成長し、最後は美しい蝶になる様子が描かれています。

アメリカで最初に出版されたのは、1969年。

以来、世界63の言語に翻訳され、累計4400万部にのぼり、世代を超えて親しまれています。

日本では、1976年に発行され、今も年間25万部以上が売れる異例の作品となっています。

文章を歌にしたものまで、作られており、

みんなに愛されている作品だということがわかりますね。

色彩豊かなことも素敵ですが、こども心をくすぐる仕掛けが満載なのも

エリックカールの絵本。

この「はらぺこあおむし」では、このように、あおむしが食べた穴が空いていて、

こどもは、指を入れたり、のぞいたり、、笑

大きなサイズから、お出かけ用の小さなサイズまで、

さまざまな大きさの絵本が販売されています。

●パパ、お月さまとって!

これも、娘たちが小さな頃によく読んだ絵本です。

娘のモニカが、お月さまと遊びたいから、パパにとって!と頼みます。

パパがお月さまに話すと、お月さはは、

「私はだんだん小さくなるので、ちょうどいい頃に連れてってください。」

と話します。

お月さまが小さくなり、モニカは無事にお月さまと遊ぶことができます。

が、あるとき、ポッと消えてしまったお月さま。

そして、数日後、空にお月さまが浮かんでいるのを見つけるのです。

お父さんが長〜いはしごで、お月さまに会いにいくシーンは

とても面白く、絵本を飛び出す仕掛けでワクワクします。

絵本というのは、こどもの想像力、感受性を育て、親子のコミュニケーションなど、

さまざまな効果をもたらします。

色彩豊かで、遊び心が溢れる、エリックカールの絵本は、

大人もこどもも大好きになるでしょう。

ぜひ、お気に入りの本を見つけてみてくださいね。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…