あるときこの食べ物、この味が無性に食べたくなる時ってありませんか?
人間の体は不思議なもので、
体が不足しているものを欲するようにできています。
そして特にこの5月6月は
女性が体調を崩しやすいという風に言われています。
女性ホルモンの関係もあると思いますが、
梅雨に入る前のこの時期は寒暖差も激しく、
急に真夏のように熱くなったり、
雨で寒くなったりと自律神経の乱れも起こりやすいとのこと。
そこで今、口にしたいなと思うもので見つける体のSOSを知り、
不足している栄養素を取り入れるきっかけにして、
生活習慣を見直すきっかけにしていただければと思います。
●塩気のあるものが食べたい人へ
ポテトチップス、漬物などちょっと「しょっぱいもの」が食べたい時ってありますよね。
そういう時は実は体が「ミネラル不足」なのです。
体がミネラルを欲しているとき陥りやすくなるそうです。
そういう時は海藻類、キウイやバナナ、
ホウレンソウや小松菜がおススメなので食事に取り入れてみてください。
●甘いものが食べたい時が多い人へ
私もよくあります。ダイエット中なんかだととてもつらいですよね。
その原因は「マグネシウム不足」そしてもう一つ「疲労」が原因。
私もお仕事の現場の際はカバンに入れておくと
ちょっと疲労が軽減されるのでたべたりしますが、やはり食べすぎはよくないです。
マグネシウムは煮干しやナッツ類に多く含まれるので
是非とっていただくといいかと思います。
また疲労回復効果の高いものとして良質のたんぱく質がよいとされています。
肉、魚、大豆製品、卵や果物、キノコなど取り入れていただくといいと思います。
●辛いものが食べたい人へ
辛いものが食べたい人が欲しているのが、「亜鉛不足」
これらには卵や納豆を朝に取るのがおススメです。
そしてストレスが溜まっている人にも食べたくなる人が多いそう。
野菜や小魚も取り入れつつ、ストレスが何かなと考え、
リラックスできる方法も考えていくといいかと思います。
●すっぱいものが食べたい人へ
すっぱいものが食べたくなる時は「胃が疲れているとき」
ちょっとたくさん食べすぎてしまっていたりすることもあるかと思うので、
食事の量に気を付けたり、胃にやさしいものを取り入れてあげるといいかと思います。
豆類やソバなどはおススメです。
●炭水化物が食べたい人へ
たまにある「炭水化物」ばかりが食べたくなる時。
そんな時は「タンパク質不足」。
肉、魚、大豆製品などの
良質なたんぱく質と合わせてとるようにすることをお勧めしています。
●ジャンクフードが食べたい人へ
たまにハンバーガーが無性に食べたい!という時はないですか?
そんな時は「カリウム不足」。
長いも、昆布、緑黄色野菜やひじき、豚肉がおススメです。
もちろんたまには食べてもいいと思いますが、
ダイエット中の時で食べるのを控えたいと思ったときは、ぜひ試してみて下さい。
●ほかにも、いろいろ・・こんなことありませんか?
炭酸が無性に飲みたいとき人は「カルシウム不足」、
氷やコーヒーがとりたいと思う時は「鉄分不足」といわれています。
カルシウムはヨーグルトやチーズ、ひじき、インゲン、
鉄分はレバーや海藻類、ホウレンソウ、バジルなど摂ることが可能です。
もちろん本格的に体調が悪いときは病院へ行っていただければと思いますが、
コロナの状況でそこもはばかられる昨今。
普段の味覚の変化で食生活、また病院に行く前のセルフチェックとして
少し気にするだけでも効率よくダイエットができたり、体の不調が改善できたりすることもあります。
5月、 6月は特に気圧の変化も大きく、体調不良になりやすい時期でもあるので
食べたいと思うもので自分のヘルスチェックをして、自分自身の体もいたわってあげてくださいね。