七五三のお参りってなんだっけ?そういえばあまり知らない七五三のお祝い

2020年11月20日

11月15日は七五三。今年は日曜日ということもあり、この日に参拝に行くご家族も 多くみられました。

紅葉の季節でお天気も多いこの季節とても晴れやかな気分にもなりますよね。

来年が七五三の方たちは、どんなことをしようか情報収集をしていらっしゃる頃ではないでしょうか。

七五三とは皆さんご存じ、3歳、5歳、7歳で神社やお寺でお参りをする、現在では事前にかわいらしい衣装で前撮りをするなど小さな子供さんの記録を残す大事なイベントとなっています。

ですが、なぜ3歳、5歳、7歳なのかはご存じでしょうか?

今回は、いまさら聞けない七五三の豆知識の一部をご紹介します。

■なぜ七五三があるの?

そもそも七五三とは、平安時代の中頃に天皇や朝廷に仕える公家の間で、3歳から7歳の子供の成長を祝う儀式が始まりと言われています。

当時の2~3歳の子は現代のようにシャンプーなどがなく、頭部から病気になることも多々あったようです。そのため、健康な髪が生えてくるよう、頭髪の病気にならないようにという考えから髪の毛を剃っていたそうです。実際昔の資料を見ていると小さな子は丸坊主の子も多かったことに気が付く方もいるのではないでしょうか? 

体が大きくなって病気になりにくくなる、3歳ごろから髪の毛を伸ばし始める

「髪置き(かみおき)」のお祝いとして健康に育ったことをお祝いしたのが始まりだと言われています。

その後子供が5歳になると男の子は着物から袴を身に着けるようになるので、

「袴着(はかまぎ)」、7歳では女の子が大人と同じ帯を着つけるようになることから

「帯時(おびとき)」という成長の儀式の一つとして行われていたのが始まりといわれています。

時を経て諸説ありますが、江戸時代には子供が成長する過程(3歳、5歳、7歳の節目)を七五三というようになったそうです。

他にも「7つ前は神のうち」といわれるよう、7歳までは神様に守られているので何をしても罰が当たらないけれども、魂が定まらないのでいつ死んでしまってもおかしくないので、この節目に「晴着」をきせて、神に成長を感謝し、お礼をし、これからもお守りくださいと伝える儀式として行われてきたといわれます。

七五三の由来はいろいろありますが、どれも子供の成長と健康を神様に感謝し、これから引き続きの変わらぬ成長を祈ることが主な目的となっています。

■お参りはどこへいく?

ではどこの神様に感謝したらいいのか、悩むところですよね。

自宅から行けるところ、由来のある神社などいろいろあるかと思います。

基本は「氏神様に感謝し、これからの成長への祈りをささげる」というものが基本とのこと。

ですが、今は仏様、ご先祖様、など「自分たちが感謝と今後のご加護をお願いしたいところ」で大丈夫とのことでした。ぜひおじいちゃん、おばあちゃんも含めご家族で話し合ってお子様の今後のご加護を祈っていただければと思います。

●満年齢?数え年?いつやったら正解?

年齢もかなり悩むところですよね。これはどこでお祝いしても大丈夫です。

満年齢とは生まれた日を0歳と数える数え方、

数え年とは生まれた日を1歳と数え、毎年1月1日が来た時に1歳年齢を重ねるという数え方です。

昔は数え年で行うことも多かったですが、今は満年齢の方が多いようです。

どちらでもいいそうなので、ご家族の都合のいい年齢でされるといいともいます。

例えば、ごきょうだいと合わせてやりたい場合は数えで、満年齢にする方が少し成長をしているので落ち着いて写真が撮れたりすることもあり、そのあたりはぜひご家族でご相談してみてくださいね。

■服装はどんなもの?

性別や年齢に合わせて少しご紹介します。

3歳 女の子和装

小さな子には「三つ身」という着物に被布(ひふ)を合わせるのが一般的です。

3歳では帯付きの着物は大変なので、今は被布を着てもらうのが多いです。

3歳・5歳 男の子和装

男の子は羽織袴が「正装」ですが、お宮参りの際の「初着」を子供さんのサイズに直し、袴を用意してきることもあります。

とくに3歳の子は草履が履いていられないこともあるので、お参りの際はスニーカーを用意しておくといいと思います。

7歳 女の子和装

7歳の女の子は小さな子供用のひも付き帯から大人と同じ形の帯を締めて一人前として認められるお祝いが「帯時(おびとき)」といわれる由来です。

今では着付けが簡単なつくり帯でも大丈夫なので、3歳のころとは違い大人と同じ着付けで大人っぽく仕上がります。

現在では撮影のみ和装で当日は時間が長いので和装ではなく洋装のフォーマルというのも人気です。男の子ならボタン付きのシャツやジャケット、ベスト、女の子ならワンピースなど着ていかれるとお祝いの雰囲気も出ていいのではと思います。

■11月15日でなくてはダメ?

七五三は11月15日といわれている理由は徳川家が「袴着の儀」を行ったことを踏襲されているとのことですが、現代では天気や曜日の都合もあるのでご家族やお子様の都合に合わせて選んでもらって大丈夫です。お参りも混雑が見込まれることもあり、11月15日の少し前10月に早めてやる方、また15日の少し後に参拝される方も多いです。

特に七五三プランなど時期をずらすことでお値打ちに前撮りができるプランもあるのでぜひ調べてみるのもいいかもしれません。

七五三にかかわらず日本では子供の成長を祝う「通過儀礼」の一つです。

今は、「何となくみんながやるからやろう」、「親がやるというのでやろう」ということも多いとききます。

ですが、実はそのひとつひとつに意味があり、現代まで引き継がれるということは、いつの時代も親が子供の成長に区切りをつけながら見守っていく、神様や仏様にも見守ってほしいと思う気持ちは変わらないものです。

その思いをぜひ次の世代にも変わらず引き継いでいただけるものであればいいのではないかなと思います。

ぜひこれから七五三を迎える親御様は少し心にとめていただければ幸いです。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…