お家でできる簡単乾燥対策

2020年11月18日

寒い日が訪れ、本格的に冬が近づこうとしています。
そうなると乾燥が気になる方はたくさんいると思います。

今からでも取り組める、お家でできる簡単な乾燥対策をまとめてみました。

■乾燥とは

まず、なぜ乾燥してしまうのか。

広辞苑を引いてみると、乾燥とは「湿気や水分がなくなること、また、なくすこと。かわくこと。」だそうです。

一般的には、水分を気化させ、液状の水分をなくすか少なくすることを言いますが、空気中の湿度が低い場合にも乾燥という言葉を使います。
ということは、湿度が低くなるとその場が乾燥しているということになります。

つまり、空気中の温度が高く水分が多ければ乾燥することはないが、温度が高くても水分が少なければ乾燥の原因になるということです。
加湿機能がない暖房などは、温度だけが上がり水分を増やすことをしてくれないので、乾燥に繋がります。

■乾燥が原因で起こるトラブル

  • 肌や髪の毛のトラブル
  • 風邪をひきやすくなる
  • 脱水症状を起こしやすくなる
  • インフルエンザなどのウイルスが繁殖しやすい
  • 火事のリスクがあがる

これら以外にも、様々なトラブルがあると思います。

自分自身、家族のためにも、対策をしていきましょう。

お家でできる乾燥対策ケア

乾燥のリスクを抑えるために、お家で加湿器を使っている人も多いと思います。
ただ、お家に加湿器がないという人もいます。

加湿器がなくてもできる簡単な加湿方法があります。

  1. 室内干しで空気中に水分を増やし部屋を潤す

洗濯物を部屋に干すことにより、空気中に水分が増え、潤いが増します。

部屋干しの臭いが気になる方は、扇風機の風を洗濯物に当てて干しましょう。

また、間隔を開けて洗濯を干すことでも臭い対策になりますよ。
空気を通してあげることで生乾きの臭いが減りますよ

2.霧吹きで水分を補給

空気中に霧吹きで水分を与える事で、即効性のある乾燥対策になります

3.窓拭きや床拭きをする

窓や床を水拭きすることで、部屋の中の水分が増え、乾燥を防ぐことができます。

拭き掃除なので、部屋も綺麗になり一石二鳥ですね。

お子様に、お手伝いしてもらいながら一緒にやることもできますね

4.やかんや鍋にお湯を沸かす

蓋をせずにお湯を沸かすことで、空気中に水分が増えます。

今はやかんではなく、ケトルでお湯を沸かすお家もあると思います。

そういう場合はケトルでお湯を沸かした後に、蓋を開けておくと空気中に水分がいきわたります。

夕飯などにお鍋をするのも、水分が増え、乾燥を防げますね

5.お風呂上がりの浴室はドアを開ける

お風呂をあがったら換気扇をつけるお家、窓を開けるお家があると思います。

換気扇をつけずに、ドアを開けることで部屋にお風呂の蒸気が行きわたり、部屋に潤いを与えてくれます。

5.コップに水をいれる

コップに水をいれて置いておくことでピンポイントに空気の乾燥を防ぐこともできます。

風呂に桶などがあるお家は、部屋に置くのも一つの手ですね。

小さいお子様やペットを飼っていらっしゃるお家では注意が必要になります。

上記の方法以外にも、観葉植物を置いたり、石油ストーブやガスファンヒーターを使ったりなど様々な方法があります。

まずはできそうな乾燥対策から始め、この冬の乾燥を乗り越えていきましょう。

☆ この記事を書いてくれたライターさんは…