離乳食を開始して2〜3ヶ月経った、
生後7〜8ヶ月頃が離乳食中期の時期になります。
この時期に大切なのは、
食事のリズム作りとたくさんの食品を体験することです。
●2回食にステップアップ
1日1回の食事に慣れてきたら、
朝と昼、朝と夕などお母さんの与えやすいタイミングで
2回食に進めていきましょう。
食べなくても食事の時間には椅子に座らせると良いです。
少しずつお互いに慣れていく事で進めやすくなります。
●新しい食品にどんどん挑戦
離乳食初期は、お粥と野菜1〜2種類、魚など1品くらいですが、
食事回数も増えるので、
様々な食品をどんどん試して与えていきましょう。
肉類も鶏肉→牛肉→豚肉の順に進めます。
まずは、鶏ささみや鶏むね肉など脂肪の少ない部位の筋や皮を取り除き、
茹でてからほぐし包丁でひき肉状に細かくすると良いです。
牛肉や豚肉も出来るだけ脂身の少ない赤身やヒレなどにします。
パサついて食べにくそうであれば、
お粥やクリーム煮など水分を含む物と一緒にすると食べやすいです。
食物アレルギーも関係する卵の与え方については、
別の記事「離乳食 卵を与えるタイミング」で紹介しているので、
ぜひそちらをチェックしてみて下さい☆
●形や固さもステップアップ
まだ歯が生えていなくても、
歯茎ですり潰せるようなら
初期のヨーグルト状から豆腐くらいの固さにステップアップ‼︎
お粥も裏ごしせず軽く潰し、
少し粒が残るくらいの7分粥にしても良いです。
にんじんやかぼちゃ、大根など
固い野菜はラップや耐熱容器に入れて電子レンジ加熱してから
茹でると早く柔らかく出来ます。
切ってからでも良いですが、
ある程度の大きさのまま加熱すると固さのバラつきがなくなります。
お粥に食べられる野菜を混ぜ合わせても良いですし、
プレート皿にそれぞれ盛り付けて見た目を華やかにしてあげるのも食欲につながります。
●便の状態をチェックしよう
離乳食が2回になり、母乳や育児用ミルクの飲む量や回数が減ってくると
水分不足から便秘になりやすくなります。
また、消化機能も未発達なのでコロコロうんちだったり、
数日間排便がなければ食品の大きさや固さを
初期に近いくらいに戻して様子を見ましょう。
食後に赤ちゃん用の麦茶を与えたり、
離乳食にスープなど水分の摂れるものを取り入れるのも良いです。
食べる様子だけでなく、排便の様子も確認して進めましょう‼︎